無駄遣いの根絶が最優先!
将来の消費税増税に向けた地ならしが始まってきた。
これから年末に向けて税制抜本改革の議論が開始されようとしている。
政府・与党は国民に新たな負担を求めなければ将来の夢が実現できないという。
確かにこのままでは、高齢者の年金や医療・介護といった社会保障費は大幅に増大し財政は厳しさを増すばかりだ。一見まともな責任ある対応をしようとしているようにも聞こえる。
しかし、これまで散々、税金の無駄遣いを許してきて、「ズルイ」政治を行ってきたにも関わらず、新たな負担を求めようとする姿勢はあまりに無責任だ。
天下り2万6千人に12兆円・談合・随意契約、特別会計の闇を舞台にグリーンピア1953億や道路財源の無駄遣い駐車場で995億円、挙句のはてはタクシーチケット23億円・接待漬けに旅行費用、あらゆる手段を駆使して国民の目を誤魔化し「ズルサ」の限りを尽くしてきた官僚機構と自民党政治。どれだけ国民の税金が食い潰されてきたのか計り知れない。
まず、やるべき事は徹底的に税金の浪費を止めさせることではないのか。
無駄な事業や効果の薄い事業はストップすべきで、事業の裏には必ず無駄な人件費や経費が存在する。
まだまだ行政の無駄を隠し続ける姿勢は改善されていない。何より無駄遣いの全容を解明しその浪費を削る、ガラス張りの予算をつくることがなければ国民に負担のお願いなどできるはずはない。
これだけの税金の濫費を放置しておいて、更なる負担を求めるなど理解を得られるはずがないし順序が違うのではないか。